日程 | 2020年2月4日(火) – 2月9日(日) ※月曜休廊 |
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営業時間 | 12:00 – 19:00 (最終日17:00まで) |
レセプション | 2020年2月7日(土) 17:00-19:00 |
吉田茉莉子 名倉 歩
西田麻梨果 小松 拓也
鐘 翊綺 有賀 睦
岡田 好美 大野 優綺
8人の作家による洋画、日本画、版画の枠を超えた表現の探求
Gallery KINGYO(ギャラリーキンギョ)、gallery neo_(ギャラリーネオ)が次世代のアーティストを応援する共同企画第2弾として、20代前半の若手作家8人による「Present day (プレゼント・デイ)」を開催する運びとなりました。
Present day は、洋画、日本画、版画など平面作品を主とする作家各々が、その枠を超えた表現の探求を発表する場として名付けられました。彼らは、インターネットをはじめとするSNS等の普及により、広義的な「思い出」を共有しやすくなったからこそ、どうしようもなく「その時」「そこに居た」感覚に支配される瞬間があるといいます。氾濫する情報の中で、すこしでも「今」「ここに居る」リアリティに触れ、享受できるよう、彼らは真摯に表現活動に向かいます。
本展では、参加作家の新作を含む近時作をご覧いただけます。現代を生きる彼らが問い、迷い、探求することによって提示された作品たちは、観るものに、彼らのこれからの一歩が力強いものであろうことを予感させます。
展示会場:Gallery KINGYO
〒113-0022 東京都文京区千駄木2-49-10
Tel:050-7573-7890
【展示作家】
吉田 茉莉子
1997 年 東北出身
命あるもの、ないもの。又は、その境界線。未だに見つけられない、魂のアリカ。
自然が生み出す根源的造形や事象をテーマに作品を制作。
名倉 歩
1997 年 東京都出身
目に見える存在、見えない存在。記憶の中で生かしている存在。
風景の中にある様々な痕跡からイメージする存在を心象風景として描く。
西田 麻梨果
1997 年 東京都出身
版画作品を中心に制作。また、役者や小道具、衣装セクションにおいて演劇作品の制作にも携わる。自身が日本人とアメリカ人のミックスであり、それによって引き起こされる心象風景や収めたい記憶を描く。
小松 拓也
1997 年 茨城県出身
「再生」を一つのテーマとして、日本画の素材を基に作品を制作。
布やクラフトワイヤーなどの異素材を組み合わせることで、物質感を強調した、技法に捉われない画面作りを試みる。
鐘 翊綺
1994 年 台灣出身
版画制作で自分の生活を記録することにしている。
版画を作ることは生活を過ごすことと同じだと思う。繰り返す日々の中で、時に喜び、時には悲みが発生する。
有賀 睦
1996 年 長野県出身
自他の自閉的傾向について。対象の部分的要素へ向く注意の可視化、表情や音声に依らない非言語表現の方法を模索する。どこかにいるかもしれないもうひとりの自分との対話をめざして。
岡田 好美
1996 年 東京都出身
人間の内側に存在する激情のかたちを描く。身近なモチーフを対象に、そこに遺された感情を、ドローイングを繰り返すことにより昇華することを試み制作。
大野 優綺
1996 年 岡山県出身
私たちは皆、母から産まれてくる。しかしその時の記憶は曖昧で忘れてしまう。母という存在の確かさと、記憶のもつ曖昧さの共通点を鍵に自己と他者との繋がりをはかる作品を制作。
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