【galleryneo_ / Senshu】
稲田和巳 個展
カチカチトントン

この度、gallery neo_/Senshuでは、メディアアーティスト、テクニカルディレクター としてつくばを拠点に活動する稲田和巳（いなだかずみ）の個展を開催する運びとなりました。

稲田は、計算機やデジタルメディアを用い、外界を構造化し社会の姿を正確に観察する手法を生み出すことに取り組んでいます。

主観的な身体感覚でしか捉えられない外界を、コンピューターやセンサによって測定し、複製し観察する。稲田にとってその行為は「自己や自己が属する世界の俯瞰することで世界に秩序を見出して生きるための挑戦」だと言います。

今回の展示では、現在でも人気の高い2017年制作の「リズム」を作り直し、インスタレーションを展開します。「テクノロジーを触って遊ぶ」ことから作品を着想するスタイルを俯瞰的に捉え、より本質的に考えることができるような試みとなります。

この機会にぜひご高覧ください。

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稲田和巳 / Kazumi INADA
https://www.nandenjin.com/works

1997 年大阪府生まれ。
2021 年より筑波大学大学院 情報学学位プログラム 博士後期課程 グラフィックスデザイン研究室に在学中。

【受賞】
現代芸術振興財団 CAF 賞 2021 最優秀賞 (2021)
アートアンドテクノロジー東北 2021 優秀賞・審査員特別賞 (2021)
いばらきデジタルコンテンツ・ソフトウェア大賞 2020 デジタルアート部門 優秀賞 (2021)
INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD 2020 デジタルコンテンツ部門 入選、So good 賞 (2020)
北九州デジタルアートコンテスト インスタレーション部門 入選 (2019)
亀山トリエンナーレ 2020 出展ノミネート (2019)
筑波大学工作室「創房大賞」最優秀賞 (2018)

【助成】
クマ財団クリエイター奨学生 第 7 期 / Kuma Foundation: Creator Scholarship (2023)
国立研究開発法人 科学技術振興機構（JST）次世代研究者挑戦的研究プログラム（採択機関: 筑波大学）/ Japan Science and Technology Agency: Support for Pioneering Research Initiated by the Next Generation (SPRING) (as a student of University of Tsukuba) (2023 – 2027)

【メディア】
現代芸術振興財団 INTERVIEW: Artists #38 稲田和巳 (2023)
美術手帖 Web『国内最大級の学生向けアートコンペ「CAF 賞 2021」の受賞者が決定。最優秀賞は稲田和巳』（2021）
筑波大学情報メディア創成学類 学類紙 MAST Web『【特集】私の一年： 稲田和巳 (mast17)』 (2018)(Archive)