【会 期】2026年8月21日(金)- 9月6日(日)
【休 廊】月火水木
【時 間】金 15:00ー19:00 土日13:00ー18:00
【場 所】gallery neo_/ Senshu
〒305-0047 茨城県つくば市千現1丁目23-4マイコーポ二の宮101
https://goo.gl/maps/eM96mwgMjcfLFvdW6
【入 場】無料
田舎に住んでいると、動物の亡骸をよく目にする。大方、大型のトラックにでも轢かれたのだろう。轢かれた動物はそのうち回収されるか、カラスに啄まれるかだった。そのような光景を見た日には、カラスの食性や亡骸の行方など、その出来事を取り巻く諸事象に思いを巡らすのだが、結局私はその出来事の当事者ではなく、素通りした一人の傍観者でしかないのだという答えに毎度辿り着く。
絵画において特定のモチーフを扱うこと、それを画面内で混在させ、区切ることは異なるイメージ同士の接触と離反の繰り返しを生み出す。そこから生み出された体験から、私たちはなぜそこにイメージがあるのかを考えることになる。しかしその思考はイメージに近づく行為ではない。描かれたイメージと鑑賞者との間には当事者と傍観者という埋めることが出来ない距離が横たわっている。その距離は解釈によって広がり、もはや引き返すことはできない。作品と傍観者の間に起こる接触と離反は何を生み出し得るのか、鑑賞の場においては私という作り手もまた外側の傍観者であり、それを定義付けする立場にないのだ。
ー勝間田 万綾ー

この度、gallery neo_/Senshuでは画家 勝間田万綾(かつまた まあや)の個展を開催する運びとなりました。
画面の中には、人物とともにさまざまなモチーフやイメージが置かれ、それらは混在し、ときに重なり、ときに境界によって隔てられています。異なるイメージ同士が接触と離反を繰り返すことで、ひとつの意味や物語には収まりきらない揺らぎが生まれます。
女性という具体的なモチーフを手がかりにしながらも、そこに描かれているのは、特定の誰かの内面を説明することではありません。むしろ、言葉だけでは捉えきれない感情や記憶、矛盾、あるいは自分自身でさえ明確にすることのできない感覚。そのような複雑で不確かなものが、複数のイメージの関係として画面に現れています。
絵画を前にすると、私たちは「なぜここにこのイメージがあるのか」と考え、それぞれの関係を読み取ろうとします。しかし、描かれたイメージと、それを見る者との間には、埋めることのできない距離があります。解釈することは作品に近づく行為である一方で、そこには決して重なることのできない隔たりも残されます。 勝間田は、その距離をひとつの答えによって埋めようとはしません。
作り手自身もまた、作品を前にすればひとりの傍観者となるからです。作品と鑑賞者の間に生じる接触と離反、その繰り返しのなかで、絵画は新たな意味や感覚を生み出していきます。 本展では、女性というモチーフを通して、ひとの内面に潜む複雑さや不確かさをすくい上げながら、イメージとイメージ、そして作品と鑑賞者との間に生まれる距離について問いかける、勝間田万綾の絵画をご紹介します。この機会にぜひご覧ください。

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勝間田万綾 Maaya Katsumata
https://www.instagram.com/wan_ling_125/
【主な展示】
グループ展「衣服のゆくえ~After clothing~」 (ヒルトン東京、東京、2024)
個展「渦中にいるわたしたち」 (EARTH+GALLERY、東京、2024)
個展「掬われた皮膚」 (gallery neo_/Senshu、茨城、2024)
「ART SESSION by 銀座 蔦屋書店」 (銀座蔦屋書店、東京、2024)
個展「the places where I am」(みうらじろうギャラリー、東京、2024)
「第4回OSAKA ART FES HANSHIN」(阪神梅田本店、大阪、2024)
グループ展「New Comers」 (SUNABA GALLERY、大阪、2024)
個展「Rest your wings」(銀座蔦屋書店、東京、2025)
アートフェア「ART@GINZA」(ホテルモントレ、東京、2025)
「2025MITSUKOSHI Art Week」(日本橋三越本店、東京、2025)
グループ展「ArtSticker SELECTION」 (阪急メンズ大阪、大阪、2025)
個展「final place」(MEDEL GALLERY SHU、東京、2025)
二人展「Layer:Filter」(VACANT ROOM、東京、2025)
アートフェア「ART FARE NAGOYA」(ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋、愛知、2026)
二人展「表裏一体」(詩穂音、茨城、2026)
グループ展「FACES and HEADS 2026」(みうらじろうギャラリー、東京、2026) など。
【展示に関するお問い合わせ】
mail:info@neotsukuba.com







